マレーシア不動産投資で失敗する7つの共通点を解説します!
マレーシアだけに限定せず、いざ日本人が海外で不動産投資を始める時は情報量(言葉)のハードルが大きいと思います。
日本の不動産ですら情報量の壁が存在するのに、それ以上に情報量を取得しづらい環境があります。
・土地勘
・為替
・国の情勢
・賃貸状況
・周辺施設
知りたい情報はたくさんありますがなかなか調べることができなかったり、業者の言うことをただ鵜呑みにしてしまう人も中にはいます。
当然、マレーシアで不動産投資をし「成功」を納めた方もいれば「失敗」をした方もいます。
今回は、不動産投資の失敗例には共通点がありますのでまとめました。
不動産投資は扱う金額が大きいために、1度の失敗で長い期間投資金額が回収できないといったケースがあります。
特に海外での不動産投資は、慎重に投資しなくてはいけません。
ただその分、1度情報を仕入れてしまえば日本よりも旨味がある物件などもあるのが、海外不動産の魅力的な点でもあります。
今回は、失敗している人の共通点をまとめてみました。
Contents
マレーシア不動産投資で失敗する事例
海外不動産投資に共通することでもあるのですが、特にマレーシアで不動産投資で失敗している人の事例をまとめて見ました。
- 使用用途が限定的(ご自身で住むことができない)
- 周辺物件の価格を調べていない
- 供給数が多い物件を買ってしまっている
- 周辺施設のリサーチが足りない
- 購入後の費用を考えていない
- 為替を考慮していない
- 開発会社や信頼できるデベロッパー
使用用途が限定的(ご自身で住むことができない)
海外の不動産投資でよくある失敗は、使用用途が限定的であるということがあります。
(例)
リゾート地のホテル運用をするコンドミニアム
留学生を対象とした寮
ワンルームマンション
不動産投資の良い点は、株や他の投資商品に比べて、ゼロになることが極めて少ない事です。
もし賃貸付もキャピタルゲインも得られなかった場合、最悪自分で住めば良いとおっしゃる方もいます。
リゾートのコンドミニアムでしたら、リゾート地はやはり流行り廃りがありますし世界中のリゾートと並んで競い合い続けなければ行けません。
そのため常に運用し続けばならないので、確固たるブランドを築いているハワイや観光名所となっている場所などのブランドがあれば別だと思いますが東南アジアのリゾート地でコンドミニアムを買ってしまった場合、運用し続けるのはなかなか厳しいのではないか?と感じてしまいます。
留学生やワンルームマンションも同じくで、ご自身で住むこともできなければ、単身者のお部屋は入居者のサイクルが早く常に満室状態をキープし続けるのは厳しいと感じます。
もちろん留学先として選ばれ続けている名門大学の近くや先進国の大都市であれば可能だと思いますが、東南アジアではまだまだそのレベルではないと思っています。
マレーシアで不動産投資をされる場合には、まずご自身でも住めるかどうかで考えられることをオススメします。
周辺物件の価格を調べていない
現時点でプレビルドの物件をご購入される際には、是非周辺の物件価格をご自身で調べて見てください。
もしかしたら新しく建てられるからというだけで単価がものすごく上がっている可能性もありますし、主に購入者はマレーシア以外の外国人をターゲットにしているため高めの価格設定になっている可能性もあります。
完成後、賃貸付や転売をする際には、周辺物件と必ず比べられるようになるため、適正価格かどうかをご自身で1度比較されることをオススメします。
また、外国人が1番の購入者となっている物件も注意が必要となってきます。
完成後、投資目的で買われている方ばかりですと、賃貸付をする場合、競合が多いため思った以上に賃貸付が難しくなるケースもあります。
その物件を買われる際にはどういった人たちが買っているのかを事前に知っておかれると良いと思います。
供給数が多い物件を買ってしまっている
大規模なコンドミニアムになってきますとユニット数が1000を超えてくるユニット数があるケースも珍しくはありません。
コンドミニアムが何個も重なり、タワー1〜3などの記載をされているコンドミニアムを見たことがある方もいるかもしれません。
供給数が多い物件は、同じコンドミニアム内で競合が多すぎるため、転売や賃貸付をするときに特に苦労します。
自分のお部屋の優位性がないと難しい
・眺望
・内装
・向きや階数
などの圧倒的な差がない限り上手く運用するのは難しいかもしれません。
賃貸で借りたい人も、中古で買いたい人も同じコンドミニアム内で比較は必ずします。
もしユニット数が多い物件を買われるのなら、ペントハウスか大きい部屋・高層階など何か差が出るような物件を選ばれることをおすすめ致します。
マレーシア不動産で失敗している人は、特にこのような大型物件を飼われている傾向があります。
購入コンドミニアムの周辺施設のリサーチが足りない
不動産投資で成功するなら1番の肝と言ってもいいのがやはり「立地」です。
マレーシアで不動産投資で成功を納めている物件のほとんどがショッピングモールが近隣又は直接繋がっているような物件です。
ショッピングモールと併設されたコンドミニアムは、それだけで価値が後々に上昇していくケースが多々聞いております。
目安としては徒歩5分以内にショッピングモールか駅がないと厳しいでしょう。
また、新しく作っているエリアですと、周辺に新しいショッピングモールができると宣伝しセールスをしている場合もあります。
できたとしてもテナントが入らないケースも良く聞きますので、注意が必要です。
既に人気のあるショッピングモールの近隣か途中で頓挫することのない資本力のある、大手ショッピングモールの開発予定先などの周辺が狙い目です。
購入後の費用を考えていない
マレーシアの不動産投資では、購入後に費用がかかってくることが多いにあります。
まず、引渡しはスケルトン状態で渡されますのでその後内装工事が必要となってくる場合がほとんどです。
日本のように引渡し後にすぐ住めるといったわけではございませんので、モデルルームの綺麗なお部屋からスケルトン状態ではどのような状態で渡されるかを確実に確認しておく必要があります。
また、購入される場合にも内装費用を簡単に見積もってもらうのも有りでしょう。
賃貸付をされる場合には、家具付きで借りたい人もいます。
マレーシアの場合、家具付きで賃貸を望まれる方がほとんどですので、家具は物件のオーナーが負担しなければいけません。
家具や内装の良し悪しで判断をされるケースもあるので、そのため賃貸付をされていく場合には多少お金がかかってもセンスの良い内装・家具を置かれることが必須となってきます。
為替を考慮していない
マレーシアで不動産投資をされる場合には、現地通貨であるリンギットにもちろんなります。
リンギットは、原油との関係性が強いため、2020年時点ではリンギット自体は対円ベースでは,安くなっているため旨味がある形になります。
物件自体の価格は上がったけど、為替で損をするケースもあります。
2013年〜2015年のタイミングでマレーシアで不動産を買われている方がそうですね。
<参照 リンギット円チャート>
リンギットは、直近10年で一番安い時期を停滞しています。
マレーシア経済が今後成長していけば、リンギットの価値も上がり、将来的には高値であった35円を越す動きもありえることです。
リンギット建てでの物件価格は微々たるものでも将来的にリンギットが上がれば、大きな為替利益も出すことも可能です。
開発会社や信頼できるデベロッパー
今ではあまり聞くこともなくなってきたことですが、開発が資金難で途中でストップしてしまうこともあります。
これまでに開発実績が豊富な信頼できるデベロッパーであることを確認する必要があります。
大手ホテルブランド系のレジデンスですと、ホテルブランドの冠に恥じることのないよう開発に力を注いでくれていますので絶大な信頼感が有ります。
また、外国人・地元の方問わず、有名なデベロッパーの場合、その名前だけで安心するブランド感があります。
マレーシア不動産投資で失敗しないために
マレーシアで不動産投資で失敗しないため以下を購入条件に入れられることをおすすめしています。
・供給数が多くない
・内装完備
・高級ホテル系レジデンス
・マレーシアでは有名なデベロッパー(パビリオンやSPセティアなど)
・モール隣接
・駅近く
・周辺コンドミニアムが多すぎない
・開発やデベロッパー実績が多数ある
マレーシア不動産投資で失敗する7つの共通点のまとめ
マレーシア不動産投資で失敗しないためにはたくさんの情報を仕入れてください。
購入前には情報収集力が足りずに言われるがまま買ってしまったと言う方もいます。
今回はあえて失敗にフォーカスしましたが、成功した方ももちろんいらっしゃいます。
マレーシアの不動産投資は、ブランホテルレジデンスも含め、将来的なポテンシャルから見ても割安感のある物件もまだまだ多いです。
マレーシアで不動産投資をお考えの方は是非足を運び情報を仕入れて頂けたらと思います。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。