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「2019年版」世界の年収400マン 豪邸に住むことはマレーシアだと実際に可能なのか?

2018年に放送された『世界の年収400マン 年収400万円で手に入る!世界の豪邸SP』やボンビーガールでのマレーシア特集などで、日本人から海外移住で人気のあるマレーシア特集などを度々組まれることがあります。

よく、聞かれるのは

マレーシアだと日本の平均年収から豪邸に住むことは可能か?
マレーシアだとこのくらいの金額でどんな生活が出来るのか?

実際にマレーシアに移住してみて、どれだけ日本より良い生活が出来るか?ということです。

結論から言いますと、マレーシアで年収400万円で豪邸に住むことは不可能であると言えます。

しかし、マレーシアに移住したことによって豪華で悠々自適な生活をされている方やマレーシアで働き幸福度が増した移住者も方達も多くいるのも事実です。

2019年時点でのマレーシアの年収400マンはどんな生活を送られているかもまとめてみました。

なぜマレーシアの年収400万は豪邸生活は無理なのか?

まず、年収400万の数字というと日本の平均的な給与を受け取ってる方の年収だと思います。

その平均的な年収で海外だとどのくらいの家に住むことができるのか?が比較対象だと思います。

まず、マレーシアの平均的な年収なのですが2019年現時点でこれまでのデータを基にしますとマレーシアの大卒初任給は約3000RM、日本円で約8万円程度です。

年収ですと100万前後です。もちろんこれは平均的な年収で大手企業に行けば年収はまただいぶ変わってきます。
(年収1000万超えのマレーシア人ももちろんいます)

大卒の平均年収が約4倍も違うのだから、そこそこ良い暮らしが出来るのでは?

確かに平均年収が約4倍ですから、良い生活は現地の人から比べたら平均的より良い生活が出来るのは事実でしょう。
しかし、多くの日本人はマレーシア人と比べてという比較より日本で生活している時と比べてどれだけ自分が良い生活が出来るか?が比較だと思います。

もちろん
・マレーシア人と比べて良い生活が出来れば良い
・同等でも大満足
と言う方もいらっしゃいますが
多くの日本人は、定年後に良い暮らしがしたい、日本の企業で働いているなら海外の企業で働き良い生活をしたいなどの希望を持たれてる方ばかりだと思います。

日本人の豪邸という認識がかけ離れ過ぎている点

まず「豪華」というイメージが、日本人のイメージですと

広々とした家かコンドミニアム、なおかつ庭付き・プール付き
メイド付きで悠々自適な生活、そして余暇は読書・ヨガ・ゴルフ・マリンスポーツをして暮らしている。

このようなイメージを持たれている方も多いかもしれません。

基本的には、ほぼ日本人が住むようなある程度のコンドミニアムには共有設備にはプールが付いているので、プール付きコンドミニアムは比較的安く借りられ、日本よりも広く満足感は高いと思います。

しかし、当然の事ながらマレーシアの不動産価格も一昔前よりは当然高騰しています。

住むエリアや広さ・コンドミニアムによって全然変わってきますが例えば、上記のようなイメージの豪華な一戸建てですと賃貸で借りると1万RM〜(27万円)豪華なコンドミニアムとなってきてますと20万円以上は当然してきます。

クアラルンプールの郊外に行けばもちろん家賃を抑えることも可能なので、都心部以外の条件なら可能といった条件にはなってくるかと思います。

メイドを1ヶ月フルで雇うと2000RM~3000RMはかかってきますし
(1時間20RM=540円ぐらいがメイド相場です)

お子さんがいらっしゃる方でしたら、日本人学校に入れずにインタナーショナルスクールに通うと年間200万はします。

車をご購入の方も現地のプロトン車などを買わない限りは2倍以上の値段がします。

その為、それぞれのライフスタイルによって、かかる費用は全く異なってきます。

もしかしたら日本にいた時よりもお金がかかるケースも考えられます。

日本食や日本ど同程度のクオリティを求めると東京ど同じくらいの物価

日本人が海外に住むという点では、やはり食べ慣れた日本食が食べれるかどうかを気にされる方も多いと思います。

よくマレーシアの特集として、日本の1/3の物価で生活コストが住むという特集を組まれることが多いですが地元のお店で外食し・地元の食材を購入していれば確かに物価自体は1/3程度で済みます。

しかし、日本食材を手に入れようと思いISETANに出向けば空輸している食材は日本の2〜3倍のお値段がすることもあります。

日本食レストランで外食やお酒などを飲んだりしているとすぐに日本と同じ値段になってしまいます。

日本人同士の繋がりが多い方ですと、必然的に日本食レストランでの外食となり費用は日本以上にかかることもあります。

ですから、表現としてはマレーシアの方と同じ生活水準ならば日本と比べて1/3程度の物価で過ごすことができるというのが正しい表現だと思います。

そして、経済成長もしているので昔ほど決して物価自体も安いと言える訳でもありません。

一昔前にセミリタイヤして年金暮らしでマレーシアに住むというのが流行ったと思いますが年金だけで暮らすにはクアラルンプールの郊外に住まれていたりそれなりの工夫をされているような印象です。

マレーシアで年収400マンの生活はどんな生活か?

では、実際にマレーシアで年収400マンはどのくらいの生活が出来るかなのですが月の収入が約34万円で計算しますと。

1番お金がかかる部分はやっぱり家の家賃ですね。

家賃は1/3まで使うとしたら11万円(4000RM)程の家賃。

都心部の1LDK100平米の物件ぐらいを借りることができます。

東京と比べるとはるかに家の快適さは変わってくると思います。
光熱費・通信費用で約1万円程度(家族連れだともっとかかります)

残り22万円を使えるわけですから、独身の方でしたら貯金もできて、旅行なども行けちゃいますね。

しかしメイドを雇ったり、ご家族連れでお子さんをインタナーショナルスクールに通わせたりなどを考えるとちょっと厳しくなってきます。

実際にマレーシアでイメージ通りな豪華な生活をしている人は?

実際に日本人がイメージする豪華な生活をしている人も確かにいます。
そのような方は

    • ある程度の資産を保有してマレーシアに移住してきている人
    • マレーシア以外での外貨収入がある方
    • 何かしらの定期収入がある方(株や不動産)

などの富裕層のセミリタイヤ後に移住されてきている方になってくると思います。

なかなかサラリーを頂いている方で、南国でプール付きで悠々自適な生活するのは厳しいように感じます。

マレーシアで年収400マンでは日本よりは満足感が高い

日本人が想像する(求めてる方が多い)、豪華な生活を実施するためには400万円ではなく実際には2倍〜3倍が必要となってくると考えられます。

それでもハワイや日本で豪華な生活を実施するよりは安いと思います。

前提条件がそれぞれのライフスタイルによって大きく違いますし豪華というイメージが人ぞれそぞれのため、
意外と想像していたものより良かった、悪かったなど人それぞれの価値観になってくるかもしれません。

マレーシアの魅力は決してかかる費用だけではありません。

昨今何かとコスト面ばかり気にされる方も多いですが、お金だけではありません。

日本とは違った文化を感じ、海外生活は人生に置いてとても良い経験を得られることも多く同じ年収400万でも、満足度は高いように感じられます。

独身・既婚者・家族連れの方も、マレーシアでの海外生活は良い経験になっていると言われる方も多くいらっしゃいます。

決してかかる費用だけではなく、経験や同じお金を使うにしても違った価値観を感じれると思います。

マレーシア移住をご検討の方はお金だけではない側面を考えられてみるとよろしいかなと感じます。

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